ブリッジフォースマイル(B4S)

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。


経営者の影響力は大きい

現在「お金や時間」でヒーヒー言っている方が、有名経営者本を読んで「心の経営が大事」と言っても、あまり説得力はないかもしれません。

逆に傍から見て、「ある程度の年齢や社歴に達していて」、「資金や時間的に余裕がある」にも関わらず、相変わらず「会社をグロース」させることにしか、興味・関心・好奇心を持てないとしたら、寂しく思います。

また、会社で言えば「創業期・成長期・成熟期」、人生で言えば「40代・50代・60代・・・」とありますが、それぞれのステージに応じた「立ち居振る舞い」を行うべきではないでしょうか。

30代での「言葉」「行動」「大事にすること」が、50代でも同じとしたら、子供に「勉強や成長」についてトヤカク言うことは出来ないのかもしれません(お父さんやお母さんはどうなの?と言われそう)。

日本においては、会社数で99%、雇用者数で約7割は中小企業です。

その中小企業の従業員が例えば10人いれば、その先に家族や親兄弟が5人としても、10人×5人=50人です。

中小企業の経営者が、何を大事と考えて、どんな行動をし、如何なる言葉を発するのかはとても大事で、その影響力はとても大きいです。

仕事は大事

中小企業経営者の多くは、仕事人間でしょう。

素晴らしいと思います。

人生には、「仕事」以外にも「趣味」や「遊び」や「ボランティア」など色々ありますが、仕事を通じてしか人は上や下への成長は出来ないのではないかと思います。

困難な問題が出てきたときに、逃げる事なく向き合い、更には顧客へのお役立ちや社内調整も忘れずに対応していくなんていうのは、一般的には仕事でしか実現しないでしょう。

また、お金を稼いできてくれる人への感謝の心が育まれている子供は、まっすぐに成長することが多いですが、逆に勤労への感謝が育まれていない子供は、金銭感覚が歪み将来とても危険ですし、実際多くの事件を起こしています。

やはり、働くということ=仕事はとても大事なことだと思います。

会社や人生を円滑にしていく為に「仕事以外」で必要なこと

では、いつでも、どの年齢になっても、いかなるステージにいようが、仕事だけ一生懸命やっていれば、

人は幸せになれるのでしょうか、
素晴らしい人生を送れるのでしょうか、
家族は平和に暮らせるのでしょうか。

いくつかの中小企業や人生をみてきて痛切に感じるのは、「仕事や金儲けオンリー」で人生最後まで上手くいっている人がいないのではないかということです。

では、何が必要なのか。
適度な「遊びや趣味」と「社会活動」ではないかと思います。

遊びや趣味はそれぞれ活発な方もいるでしょうが、もう一つの「社会活動」は、なかなか行動を起こせていない中小企業が多いのではないでしょうか。

社会活動とは、例えば「ボランティア活動」などが該当します。

最初は、町内会に参加してゴミ拾い辺りからでもいいと思いますが、出来たら会社や趣味とは別のコミュニティに属し、自分が貢献したいと思える活動を反対給付を期待せずそこで知り合った仲間と一緒に行っていく、というのがいいのではないかと思います。

もちろん現在の立場や肩書などお互い知らない状態で、価値観も異なり、老若男女や国籍などをビヨンドして。

会社や人生を円滑にしていく為に、中小企業の方々も、どこかのタイミングで、社会活動=ボランティア活動を、仕事と同時に行っていくと良いと思います。

マネーコンシェルジュ税理士法人グループでは、税金の使われ道として特に「子供への支援(自分の子供というだけでなく将来を担う社会全体の子供)」を期待していますので、下記の団体を積極的に応援していくことにしました。

親を頼れない子供たちの巣立ち支援

ブリッジフォースマイル(B4S)
https://www.b4s.jp/

『私たちは、親を頼れない子どもたちの巣立ち支援をしているNPOです。

虐待、貧困、親の病気などの理由で親と暮らせず、児童養護施設や里親家庭などで過ごす子どもたちは、18歳になると一人で社会に巣立ちます。

お金や仕事のちょっとしたつまずき、寂しさ、不安……。悩みに直面したときも、一人で抱え込み、孤立してしまうことも少なくありません。

子どもたちの明るい未来をつくるのは、大人の責任です。
私たちは、親を頼れない子どもたちが、安心して巣立ち、希望を持って歩める社会を目指しています。
(特定非営利活動法人ブリッジフォースマイル ホームページより抜粋
https://www.b4s.jp/ )』

素晴らしい団体ですので、趣旨に賛同される方は上記サイトから申し込める寄付会員をお勧めします。

個人的には、上記団体でボランティア活動も始めました。
来年4月には一人で暮らしていかないといけない高校3年生を、月に1回セミナーなどを通じて支援しています。

私が子供の頃である30年以上前は、親のいない(頼れない)子供の発生原因は「父母の行方不明・死亡」や「父母の離別」が中心でした。

それがニュース報道にもよくあるように、現在ではその中心が「親の虐待」や「親の精神疾患」で、その数は増加しています。

「親のいない(頼れない)子供」問題は、まさに「今起こっている問題」なのです。
今起こっている問題なのだから、今の大人が解決しないといけない問題ですし、解決できる問題のはずです。

「児童養護施設」や「里親家庭」などで過ごさざるを得ない子供たちは、現在約45,000人です。

多いと思いましたか、少ないですか。

私は多いとも少ないとも思わず、それより、これぐらいの人数であれば、心ある中小企業が動き出せば、実質的な意味で少なくとも半分ぐらいには何らかの形で出来るのではないかと思いました。

ボランティア活動は「細く長く」が基本かと思いますので、出来る範囲で、しかし出来る時には積極的に行っていければと考えています。

皆様も、ボランティア活動=社会活動、おこなってみましょう。

この話が経営者・資産家の皆様のお役に立つことができれば幸いです。

メール通信№815


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