今年の確定申告は定額減税に注意!

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。

定額減税を書き忘れないように

今年もいよいよ2月17日から確定申告が始まります。

今年の確定申告の注意点は、定額減税です。

定額減税の対象者は、令和6年分所得税の納税者である居住者で、令和6年分の所得税に係る合計所得金額が1,805万円以下である方です。

収入ベースでいうと、給与収入のみの方の場合、給与収入が2,000万円以下である方となります。ただし、子ども・特別障害者等を有する者等の所得金額調整控除の適用を受ける方は、2,015万円以下となります。

確定申告書の第一表を見ると、新たに定額減税の欄が設けられています。

第一表の右側44番と番号が振られている行に、「令和6年分特別税額控除(3万円×人数)」と記載があり、人数と定額減税の金額を記載するようになっています。

申告をされる方は、忘れずに記入するようにしてください。

還付を受けられる10パターン

所得税は納税だけではなく、還付申告で還付を受けられる場合もあります。

還付申告については、確定申告期間とは関係なく、その年の翌年1月1日から5年間提出することができます。

主な還付パターンをまとめてみます。

□年の途中で退職し、年末調整を受けていない人
□住宅ローンにより、一定のマイホームを取得等した人
(住宅ローン控除は、初年度のみ確定申告となります)
□災害や盗難などの被害にあった人
□原則、10万円を超える医療費を支払った人
□国や地方公共団体などに寄附をした人、ふるさと納税をした人
□年末調整の際に生命保険料控除・地震保険料控除のモレがあった人
□年末調整の際に国民年金料などを支払ったが会社に報告しなかった人
□年末調整の際に扶養控除モレがあった人
□上場株式等の売却損などを繰越したい人
□上場株式等に係る配当金について配当控除を受ける人 など

10万円超の医療費を支払った場合

令和6年中に支払った医療費の合計が10万円(令和6年の所得金額が200万円未満の場合にはその5%の金額)を超える場合には、確定申告で医療費控除の適用が受けられます(ただし、控除限度額は200万円です)。

年末調整で扶養控除の申告漏れがあった場合

年末調整時に、扶養親族の申告漏れがあった場合も還付を受けることが可能です。
例えば、仕送りをしている実家の両親や1人暮らしの学生など、同居していなくても本人の所得が48万円以下であれば、扶養親族にできる場合があります。

過去5年分の医療費や保険料控除証明書などが出てきた場合

「医療費の領収証が出てきたけど、おととしのだから・・」といって、あきらめていませんか。還付申告は5年間さかのぼることが可能です。
数年前の医療費の領収証 であっても、今から還付申告することができますので、捨ててしまわないで下さい。

扶養控除の申告漏れや保険料控除なども同様に5年間さかのぼることができます。

今回初めて住宅ローン控除の適用を受けられる場合

住宅ローンを組んで住宅を購入等された場合、住宅ローン控除の適用を受けることができます。
2回目の適用からは年末調整で適用できるのですが、最初だけは確定申告でないと適用ができません。

自宅を売却して損失が出た場合

住宅ローンを組んで自宅を買い換えた場合や、賃貸住宅に引っ越すために自宅を売却し、住宅ローンの残高を下回る価額で売却して損失(譲渡損失)が生じた方などは、一定の要件を満たした場合に限り、自宅の売却損を他の給与所得などと相殺(損益通算)することができます。

その年で相殺しきれない分については、来年以後3年間繰り越すことができます。

この話が経営者・資産家の皆様のお役に立つことができれば幸いです。

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