個人事業でも第三者承継の対象になりますか?

- ZEIKEN LINKS 2022年7月号 税務研究会 -


『私は個人事業で豆腐屋を30年間続けてきました。息子が豆腐屋を継がないことになったので、廃業することも覚悟していますが、個人事業で第三者承継はできませんよね。』

A:いいえ。個人事業でも第三者承継は可能です。
しかし、承継までに時間があるなら法人成りすることをお勧めします。

■個人事業と会社の違い
個人事業と会社の違いについて、売上高や従業員数、あるいは知名度などをイメージする人もいるかもしれない。
しかし、これは間違いである。
個人事業であっても売上高や知名度の高い会社は多数存在する。

個人事業とは、税務署への開業届の提出など簡単な手続きで、名前や屋号などを使って商売を始めることである。

一方、会社は事前に1か月ほどかけて法務局で設立手続きを行い、設立費用がかかる。
また、その会社の資金拠出者=会社の所有者として株主が必要になる。
もちろん、株主は社長が兼ねることも可能だ。

個人事業でも第三者承継の対象になりますか?

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